雑念日記

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蛇足(蛆の住処)

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殺人鬼のお姉さんと交流を深めるノベルゲームこと、「蛆の住処」。

ノベルゲームコレクションさまにて好評配信中です。

最後まで無料で遊べるので、よかったらダウンロードしてね。(R15)

そんなわけで、配信が始まってからだいたい一週間が経った今更ではありますが、毎回恒例、蛇足という名のあとがきのお時間です。(めちゃくちゃ短いよ)

ゴリゴリのネタバレなので、クリア済みの方のみ続きからご覧ください。

 

 

はじめに。
クリアまで1時間20分前後もあるゲームをプレイしていただき、本当にありがとうございました。感謝しかありません。
本作「蛆の住処」は、進級制作展用に作成したものです。
いつもはエロがあったりなかったりするNLでヤンデレな話ばっかり書いてますが、今回ちょっとばかり真面目なお話なのはそういう理由があったりします。
 
話としては、瞳(主人公)を救えたのは美夜子だけだし、美夜子を救えたのは瞳だけだったっていう、ただそれだけのことです。
人によって正義の形っていうのは色々あって、綺麗ゴトだけじゃ救えないものっていうのも世の中にはあるんだよ、的なものが伝わっていれば作者的には御の字かなーと。
 
タイトルである「蛆の住処」は、「マゴットセラピー」という傷口に沸いた蛆を放置して、そいつらに腐った皮膚を食ってもらう、という実際に昔あった治療法から取りました。(蛆は死んだ細胞は食うけど、生きた細胞は食べない)
英語訳した時のタイトル「The House of Maggots」で蛆が複数形になっているのは、互いが互いを歪んだ形で救った、美夜子にとっての瞳もまたマゴットセラピーだった、っていうニュアンスです。
 
ちなみに、だいたいここまでツイッターで言ってたことと大差ありません。(え)
ぶっちゃけ言いたいことはもう全部言ったので弾切れというか、強いて言うなら、あえて語らないほうがいいかなと思って(制作時間の都合上)カットした、小木曽美夜子の若かりし日の話をちょっとしたい感はあるんですが、これはまた機会があればということで。
彼女が怖がられ、受け入れられないことに対して異常に敏感というか、そこがトラウマスイッチになってるのは色々理由があったりするんですよ……。
やるとしたら「羽化の章」って名前で忘れた頃にひょっこり本編がアプデされてると思うので、期待しないで待っててね。
 
そんなこんなで、短めの蛇足終了です。
最後に、せっかくサブグラフィッカーこと、まちちゃんに描いてもらったけどボツになった(前髪が)アノマロカリスくんこと、みんなの殺意を一身に背負う矢嶋の拷問シーンを公開して、締めにしたいと思います。
ありがとうございました。
 

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ま「やっぱり臓物引きずり出した方がいいと思う。ぬるい、じわじわとなぶり殺してやる」

ぬ「ステイステイ」